KIBRAはAMPAR機能を調節する

気温が上がらない日々が続いています。せっかくの三連休も冷え込む模様で、日本海側や山間部では大雪に注意だそうです。寒いのは苦手、だけど暖房代も気になる、そんなあなたに今回ご紹介したいのはこちら“寒い暑いその時に”。。。じゃなくて、今回ご紹介する論文はこちらです。


Regulation of AMPA Receptor Function by the Human Memory-Associated Gene KIBRA
Lauren Makuch,1,5 Lenora Volk,1,5 Victor Anggono,1 Richard C. Johnson,1 Yilin Yu,1 Kerstin Duning,2Joachim Kremerskothen,2 Jun Xia,3 Kogo Takamiya,4 and Richard L. Huganir1,*

KIBRAとは人間の記憶成績に関与している遺伝子であるが、その分子レベル・細胞レベルでのメカニズムは明らかになっていない。

そこで今回筆者らはマウスにおいて、KIBRAが直接PICK1(protein interactingwith C-kinase 1)と結合し、AMPARと複合体を形成することでAMPARのtraffickingに関与することを示した。

また、KIBRA KO mouseでは、CA1におけるLTD・LTPがともに障害され、恐怖条件づけ( contextおよびtrase音)のLTMも成績が低下することがわかった。このことから、KIBRAは神経可塑性に関与することが示唆された。


前置き全然関係ないです。ごめんなさい。
皆様良いお年をお迎えください。
Pちゃん